くろみの生理研究室

アラサー女子の生理のお悩みについて研究しています

朝食を摂ることで【生理痛】が軽くなるとは思いませんでした。

 

 

体に毒素が多く溜まっていると、生理痛がひどくなると聞きます。

なので、生理痛がある人に対して、断食(ファスティングを勧めている方もいらっしゃいます。

 

しかし、肥満の方でない限り、断食をむやみにするのは危険です。

なぜなら、多くの女性が普段から貧血状態にあるのと、低体温の方が日本人には多いからです。

 

こんな情報があります。

 

女性は空腹時間が長いと体温が上がらず、

子宮の血流が悪くなり、排卵や妊娠に悪影響を与える。

生理に悩んでいる人や妊娠を考えている人は避けたほうがいい」という――。

 

参考文献はこちら

 

つまりは、16時間ダイエットなどのプチ断食ですら、

子宮にとってはよくない影響があるというのです。

 

こちらの記事では、朝食をとる頻度で生理痛の重軽度を比較した実験をされています。

 

16時間ダイエットの基本は、

夜の19時に夕食をとり、翌日11時までは固形物を一切口にしないという方法です。

当然、朝食は抜かれています。

 

いわゆる”午前中はデトックスの時間”という考えですが、女性にとっては危険な行為だったのです。

 

そんなことを言っておきながら、私もつい数ヶ月前まで朝食抜きをしていました。

長年の朝食を食べない癖が定着し、午前中はお腹が空かないので、食べても汁物一杯。

 

ダイエット目的ではなく、一種の健康法として提唱されている『デトックス時間』に囚われていました。

 

しかし、元々生理痛を持っていた私が、それを行なって改善する様子はまったくなく、

むしろ、仕事のストレスもあったため悪化していたように思えます。

 

実際に、生理痛があまりにもひどいため、産婦人科を受診したのですが、

結果は特に問題ないとのこと。

温活も長期間にわたり行なっていたので、体温は36.2℃とまずまず。

 

しかし、生理痛はそんな感じで改善されなかったため、

断食について不信感を覚えていました。

 

そんな時に、栄養学の先生から言われたのが

「朝食はしっかり食べてください」のひとこと。

 

 

そして追い討ちをかけるように見つけた上記の記事です。

 

もちろん、それまでの固定観念を取り去り、すぐに朝食を摂ることを心がけました。

 

朝食を摂ることに胃腸が慣れていないため、こんな感じで少しずつ量を増やす方法を実践!

 

蜂蜜ホットレモンドリンク(まずは液体のみ)

バナナヨーグルト(少し固形物)

小さなおにぎり(少量の固形物)

通常量のごはん(理想の量)

 

 

3ヶ月ほど続けると、生理痛が軽減していることが実感できました。

体温も、36.5℃に安定し、体調良好!

体も程よく脂肪がついてきました。

 

朝食侮る勿れ・・・

 

とはいえ、もともと寝起きから胃腸が動く体質ではないため、

たびたび食べることを忘れたりもしていました。笑

そんな時のためにも、蜂蜜ホットレモンは起床すぐに毎日作って

ちびちび飲むことは欠かしませんでした。

 

 

余談ですが、体温について少しお話しさせてください。

 

一般的に免疫細胞が正常に働ける体温は36.5℃です。

また、免疫細胞は37〜37.5℃で最も戦闘力高くなります。

反対に、体温が36℃を下回ると低体温となり、免疫細胞の働きが鈍くなります。

病気にならないためにも、体温を高く保つのは非常に重要だとわかりますね。

 

そして、病気になった時に発熱する理由は、

体温を上昇させることで免疫細胞活性化させ、病気と戦う力を上げるため。

なので、もしも体調を崩して発熱をした際は、

すぐに解熱剤を投与するのは少し我慢して、

この機会に免疫も上げようという意気込みで乗り越えましょう。

 

話は逸れましたが、

生理痛を緩和させるのには、朝食を摂ることがいかに大切かがお分かりかと思います。

ぜひ明日から、朝食を摂る癖づけをして、快適な生活を送ってくださいね。

 

 

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それでは、次回は『リンパのゴミ箱の行き先は?』について書きたいと思います。

 

では!