体に毒素が多く溜まっていると、生理痛がひどくなると聞きます。
なので、生理痛がある人に対して、断食(ファスティング)を勧めている方もいらっしゃいます。
しかし、肥満の方でない限り、断食をむやみにするのは危険です。
なぜなら、多くの女性が普段から貧血状態にあるのと、低体温の方が日本人には多いからです。
こんな情報があります。
女性は空腹時間が長いと体温が上がらず、
子宮の血流が悪くなり、排卵や妊娠に悪影響を与える。
生理に悩んでいる人や妊娠を考えている人は避けたほうがいい」という――。
参考文献はこちら
つまりは、16時間ダイエットなどのプチ断食ですら、
子宮にとってはよくない影響があるというのです。
こちらの記事では、朝食をとる頻度で生理痛の重軽度を比較した実験をされています。
16時間ダイエットの基本は、
夜の19時に夕食をとり、翌日11時までは固形物を一切口にしないという方法です。
当然、朝食は抜かれています。
いわゆる”午前中はデトックスの時間”という考えですが、女性にとっては危険な行為だったのです。
そんなことを言っておきながら、私もつい数ヶ月前まで朝食抜きをしていました。
長年の朝食を食べない癖が定着し、午前中はお腹が空かないので、食べても汁物一杯。
ダイエット目的ではなく、一種の健康法として提唱されている『デトックス時間』に囚われていました。
しかし、元々生理痛を持っていた私が、それを行なって改善する様子はまったくなく、
むしろ、仕事のストレスもあったため悪化していたように思えます。
実際に、生理痛があまりにもひどいため、産婦人科を受診したのですが、
結果は特に問題ないとのこと。
温活も長期間にわたり行なっていたので、体温は36.2℃とまずまず。
しかし、生理痛はそんな感じで改善されなかったため、
断食について不信感を覚えていました。
そんな時に、栄養学の先生から言われたのが
「朝食はしっかり食べてください」のひとこと。
そして追い討ちをかけるように見つけた上記の記事です。
もちろん、それまでの固定観念を取り去り、すぐに朝食を摂ることを心がけました。
朝食を摂ることに胃腸が慣れていないため、こんな感じで少しずつ量を増やす方法を実践!
蜂蜜ホットレモンドリンク(まずは液体のみ)
↓
バナナヨーグルト(少し固形物)
↓
小さなおにぎり(少量の固形物)
↓
通常量のごはん(理想の量)
3ヶ月ほど続けると、生理痛が軽減していることが実感できました。
体温も、36.5℃に安定し、体調良好!
体も程よく脂肪がついてきました。
朝食侮る勿れ・・・
とはいえ、もともと寝起きから胃腸が動く体質ではないため、
たびたび食べることを忘れたりもしていました。笑
そんな時のためにも、蜂蜜ホットレモンは起床すぐに毎日作って
ちびちび飲むことは欠かしませんでした。
余談ですが、体温について少しお話しさせてください。
一般的に免疫細胞が正常に働ける体温は36.5℃です。
また、免疫細胞は37〜37.5℃で最も戦闘力が高くなります。
反対に、体温が36℃を下回ると低体温となり、免疫細胞の働きが鈍くなります。
病気にならないためにも、体温を高く保つのは非常に重要だとわかりますね。
そして、病気になった時に発熱する理由は、
体温を上昇させることで免疫細胞を活性化させ、病気と戦う力を上げるため。
なので、もしも体調を崩して発熱をした際は、
すぐに解熱剤を投与するのは少し我慢して、
この機会に免疫も上げようという意気込みで乗り越えましょう。
話は逸れましたが、
生理痛を緩和させるのには、朝食を摂ることがいかに大切かがお分かりかと思います。
ぜひ明日から、朝食を摂る癖づけをして、快適な生活を送ってくださいね。
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それでは、次回は『リンパのゴミ箱の行き先は?』について書きたいと思います。
では!