こんにちは、生理研究室のくろみです。
生理を取り上げた本って、検索すると意外にもたくさん見つかりますよね。
しかし、その内容がどういうものかということが問題になってきます。
例えば、生理痛が軽くなって欲しいという目的があるのに、本の内容は初経を迎える女の子のために書かれた、『生理ってなに?』『生理の仕組み』などだったら・・・
もうそこはとっくに通り過ぎているから求めていない!と叫びたいところ。
だからといって、『婦人科系の病気を治す!』などの内容まで重いわけではなく、ただ単に生理痛について知りたいだけという方も多いと思います。
そこで私がお勧めする本はこちら!
『京谷奈緒美 著&松鳥むう 漫画 ー生理が楽しみになる本ー』
私が10年ほど前に出会った本なのですが、実はこちら、母が私のために書店で購入してきてくれたのがきっかけなのです。
著者の京谷さんは新潟県で整体師をされているのですが、京谷さんご自身も実際にノーナプキンで過ごされていらっしゃるそうです!
それは説得力がありますよね。
一度お会いしてみたいとくろみは切実に思いましたー。
さて、気になる内容をざっくりご紹介すると、
生理痛・PMSに悩む主人公のOLが、突然現れた生理の妖精の手によって、生理に対するネガティブなイメージが転換していきます。
生理のメカニズムや自分の身体について学び、生理時に起こる痛みの原因や対策、布ナプキンなどの生理アイテムと出会っていくというストーリーです。
今となっては布ナプキンの知名度も上がっておりますが、10年前にこの内容はかなり新鮮でした。
また、こちらの書籍でノーナプキンを知ったのだから、私にとっては衝撃の連続だったのです。
中身は漫画形式で進められ、文中にもイラストがたくさん差し込まれているため、幅広い世代が読みやすさを感じると思います。
部類でいうと、雑誌に近いエッセイというのがわかりやすいですかね?
読みやすさゆえに、私は実際に友人をはじめとした周りの女性たちにも頻繁に貸し出しておりました。
家庭に1冊置いておけばいつでも読めるので、本当ならその方々にも自身で買っていただきたい・・・笑
生理の書籍の中には、『子宮筋腫』『がん』『子宮内膜症』など様々な病気について書かれたものが多く存在します。
いかにしても毎月の生理がつらすぎて、これは尋常じゃないかもと思えば、『病気の疑い』を謳う内容の本は必要です。
そのあたりは、ご自身で判断した上で、ご購入に踏み切っていただいた方がよろしいかと思います。
かつて、私自身も年々ひどくなる生理痛に違和感をおぼえ、産婦人科医を訪れています。
診療結果は特に問題なし。
小さめの子宮筋腫があるというだけで病気ではありませんでした。
では、なぜこんなにも生理が重いのか。
病気であれば治療という選択肢があったのに・・・と思っておりました。
そんなこと思ってはいけないのですが・・・
おそらく、当時の生理痛の原因は『ストレス』『栄養不足』『睡眠不足』などです。
今思えば、過酷な生活をしていたので子宮が悲鳴をあげるのも無理ないなと思います。
原因がわからないからこそ、自分の体に耳を傾けることが快方への一番の近道です。
今回ご紹介したような本を参考に、少しずつで身体と向き合う時間を作って、自分自身を好きになっていただけたら本望です。
ではまた。
今回ご紹介した著書はこちら!