くろみの生理研究室

アラサー女子の生理のお悩みについて研究しています

健康美を求める腎臓とリンパ

 

こんにちは、生理研究所のくろみです。

 

今回はリンパの話。

 

実は私、疑問に思っていたことがありまして、

 

『リンパを流したゴミ箱は溜まったらどうなる』

 

さて、リンパとはウィキペディアによると、

 

毛細血管から浸出した一般にアルカリ性の黄色の漿液性の液体。

血漿成分から成るリンパ液とも呼ばれる。

 

と説明されています。

 

よく、リンパを流すと、

 

・老廃物が流れる

・むくみが取れる

・痩せ体質になる

 

など、特に女性に嬉しい効果が期待されています。

 

その中で耳にするのが『リンパのゴミ箱』

 

体には主に、耳の下・鎖骨・脇下・お腹・鼠蹊部・膝裏等、

数箇所のリンパ節(ゴミ箱)が設置されております。

 

例えば、耳の下からスタートし、首筋を上から撫で下ろし、

そのまま鎖骨の上部から鎖骨中心部に落とします。

この一連の流れが、いわゆるリンパを流す動きです。

 

さて、鎖骨中心に流された老廃物(ゴミ)はリンパ節(ゴミ箱)に入りましたが、

その老廃物はいつ回収されるのか?

 

その行方が気になったので早速調べてみました。

 

 

〜〜リンパの流れ〜〜

 

リンパ節で処理しきれなかった老廃物は、リンパ液と共に最後は静脈から血液に入り、

肝臓・腎臓を経て尿として排泄されます。

 

シンプル。笑

 

多少はリンパ節で処理もされるそうですが、ほとんどの老廃物は血液で運ばれて

腎臓で濾過されるのですね。

 

ちなみに、血液30秒で全身を巡るのに対して、

リンパはリンパ節にたどり着くまでも丸一日かかるため、

リンパマッサージ等で流してあげることが重要です。

 

余談ですが、

腎臓老廃物や余分な塩分を濾過して排出する働きがありますが、

体に必要と判断したものを再吸収して体内に留める働きもあるそうです。

 

噂によると、人がこの世を去るとき、最後の一瞬まで働き続けるのが腎臓なのだそう。

そのため、息を引き取る最後の最後まで働いた直後には、

腎臓は溶けて跡形もなくなると言われています。

その人のために自分が消えるまで尽くす腎臓が、なんとも健気で愛情深い臓器に思えたお話でした。

 

そんな腎臓を労る努力も忘れてはなりませんね。

 

リンパを流して美しくなるそれ以前に、暴飲暴食を控えて、腎臓を温めたり、

マッサージしながら、日頃のケアも一緒に取り組んでみてください。

 

腎臓健やかな状態であれば、体内に余分なものを溜め込まないで済むため、

もちろん痩せ体質になることも期待できます。

 

マッサージ背中側から腎臓のある位置に拳を当てて、

少しだけをかけるように左右擦ります。

食事バランスを考え、よく噛むように食べましょう。

ひとくち30回が目安です。

 

 

それでは、皆さんの腎臓さんが益々健康になりますように!