こんにちは、生理研究所のくろみです。
今回は、出産と生理痛の関係について。
私の周りには、出産後に生理痛が軽くなったという方がたくさんいます。
ちなみに、これは昔から聞いていた話。
出産後に生理痛が軽くなるほとんどの理由は、
『子宮口が広くなったことから、経血を排出しやすくなった』
です。
生理痛で悩まれている女性にとっては、それはそれは魅力的なことですよね。
しかし、中には、逆に生理痛が重くなったという声も聞きます。
その理由として挙げられるのは、
『ホルモンの乱れ』により、自律神経が乱れることが影響するといえます。
”出産”という慣れない大イベントでそりゃ乱れまくりですよね。。
そんなホルモンバランスも、産後徐々に安定してきますが、
その後の、”授乳しているか否か”でもホルモンバランスは変化してきます。
一般的には、産後しばらくすると落ち着くと言われていますが、
そのあたりの個人差は大きいでしょう。
生理痛が重くなる原因として挙げられるのは、
・家事や育児によるストレス
・睡眠不足
・鉄分・タンパク質などの栄養不足
・出産時に生じた骨盤の歪み など
慣れない生活で自分のメンタルのお世話が後回しになりがちですから、
ホルモンが乱れるのも無理ないです。
また、母乳を主にして育てると生理の再開が遅く、
ミルクで育てると早い人では数ヶ月で再開すると言われています。
人の身体ってすごいですよね・・・
産後のホルモンの乱れを整えたいけど、子育てに奮闘中だと自分に手が回らない!
なんて方がほとんど。
だから、手軽にできるケアが求められるのだと思います。
そのケアとしてお勧めするのが、『ハーブティー』です。
なかでも、おすすめはラズベリーリーフです。
味は、クセがないため飲みやすく、ほのかに甘みがあります。
ラズベリーリーフですが、ヨーロッパでは『安産のためのハーブ』と言われ、
助産婦などが出産準備として積極的に使っていました。
ラズベリーリーフには、”フラガリン”というポリフェノールの一種が
子宮筋や骨盤の筋肉 を調整してくれる作用があります。
ペパーミントなどと併用すると、つわり予防としても使えますが少量に抑えましょう。
理由は後半で・・・
また、妊娠後期に飲むと、陣痛の痛みを緩和し、出産をサポートすると言われています。
鉄分やミネラル、ビタミンCが豊富に含まれており栄養価が高いので、
産後に飲めば母体の回復に貢献することが期待できます。
ノンカフェインなので妊婦でも安心ですね。
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注意点
ラズベリーリーフは 子宮周りの筋肉に働きかける作用があると言われているため、
妊娠初期〜中期は控えたほうが賢明です。
また、妊娠後期でも切迫流産などの可能性がある場合は、必ずかかりつけ医に相談してください。