学生時代から着々と強さを増していった生理痛。
毎月訪れる恐怖。
それに伴う *PMS症状の悪化。
女性であること自体が嫌で嫌で仕方がありませんでした。
なぜ子孫を残すためだけに使う臓器に、毎月毎月ココロとカラダを蝕まれなくてはならないのだろうと考えることも多々ありました。
何に対して恨んでいるのか自分でもわからず、また、そんな心の狭い自分に嫌気がさして、ついに根本の問題を解消することを決意しました。
それが、22歳の時でした。
何をすれば和らぐのだろう、何をしたらひどくなるのだろうと常に模索していました。
ネット、本、インスタグラムやブログ。
情報は尽きることなく毎日発信されています。
調べれば調べるほど興味深い情報があることにも気づきました。
臓器と心の関係。
潜在意識。
食事、血流、体の冷え・・・
調べが進むにつれてわかってきたのは、原因は人それぞれであること。
私には効果が感じられる対処法であっても、友人Aちゃんには効果がないかも知れない。
逆も然り。
だから、さまざまな対処法を発信できれば、どれか必ずその人にヒットするものがあるに違いないという考えに至りました。
※PMS・・・月経前症候群。月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをいいます。
そんな私は、8年ほど会社員をしていました。
私が学生の時は、ちょうど就職難の最中だったので、やっとの思いで内定をもらったのは地元の旅行代理店の1社のみ。
もちろん、迷うことなくそこに勤めることが決まりました。
事務と添乗の仕事を無我夢中でこなしていましたが、添乗先では夜中までお客様に付き合うこともあり、その頃から体調の悪さはピークに達し、3年たったころ離職。
元々、*温活などにも興味があった縁なのか、再就職先は健康食品関係の会社になりました。
そこでは、顧客管理部に配属され、毎日お客様からの電話やメールでのお悩み相談に乗っていました。
長年患っている病気は、そちらで販売しているサプリメントで治るのかとか、これの製品はあんまり効果が感じられないとか、他藩はそのような内容でした。
歳を重ねると病気の悩みが大半を占めるんだなと思いながら受話器を耳に当てていました。
※温活・・・体を温めて基礎体温を上げて体の不調を改善すること。
顧客の年齢層は50〜70代がほとんど。
会社の方針として予防医学を推奨していたのですが、数十年の乱れた食生活と生活習慣がこびりついた体を、修正能力が落ちてきた年齢の方に勧めたところで、病を予防できるのはほんの一部に過ぎないのではないかと、失礼ながら疑い始めました。
そこで私は、何かに頼るのではなく、若いうちから自分で予防していけば大病しないで済むのではないかという考えにたどり着いたのです。
いわゆる、予防医学です。
私の役目はそこにあるのではないかと気づき、自分の経験を自分よりも若い女性たちのために生かしたいと心から思いました。
なにごとも早め早めの対処が良いですが、身体も同じです。
病気は小さな不調が積み重なってはじめてできるもの。
それを治そうにも一筋縄ではいかないのです。
ましてや、修正能力や免疫力が低下してからでは、余計に時間もかかるためそれなりに労力もかかります。
それなら、いっそのこと若いうちから少しずつ身体のために施してほしいのです。
私は、以前にも増して、”生理”を調査するにつれて、
「臓器一つに対して、こんなに深いことが知れるのだと思ったら、この情報を自分一人で抱え込んでいるのはもったいない。これが誰かの役に立てるのなら・・・」
という気持ちが湧き、このブログを開設しました。
ブログでは、
生理に対する雑学や、食事・ストレッチ、生理痛対策として私が実際に使用しているアイテムをご紹介していきたいと思います。
女性ならではの不調、悩み、誰得?
「病気じゃないんだから・・・」なんて、もう周りに言わせない。
だって、できるものなら私だって毎日元気でいたいんだもの。
でも、生理痛は身体からあなたへのメッセージ。
無視は禁物!
ただ、それは努力次第で緩和できるもの。
あなたのその経験が、今度は別のあの子のために繋がっていくんだから。
さいごに、何かのご縁でこの研究室にお越しいただきありがとうございます。
私の体験が少しでも皆様のお役に立てれば嬉しい限りです。
末永く、よろしくお願いいたします。
生理研究室 くろみ